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お金が人生を狂わせる?

お金が人生を狂わせると言われることがあります。


ほとんどの場合、人はお金を通じて自分が必要とする物やサービスを手に入れます。
大昔、物々交換の時代には、自分が必要とする物を得るためには、交換の相手、つまり、自分が持っている物を必要としている人を探してこなければいけませんでした。お金を利用することで、どこかにいる交換の相手を探す必要はありません。
また、今、使わないお金はいったん貯めておき、将来、必要となったときに使うこともできます。
ここで、お金は空間や時間を超えて、物やサービスを得るために人間が作った仕組み(=社会システム)と考えることができます。
仕組みに過ぎないのであれば、お金そのものに何か人を狂わせる要素があるわけではありません。お金が原因で人生が狂うということがあるのであれば、それはお金ではなく人の側の問題です。

お金とうまく付き合っていくためには、人側で以下2つの観点をもつことが大切です。

一つは、お金を社会システムの一部として再認識することです。
これには、個々の金融商品や節税手法を知っていることにとどまらず、その背景にある経済の知識や社会の動きとお金の関係などの社会学的な知見も必要です。

もう一つは、自分が望む幸福のために具体的にどのくらいのお金が必要なのか考えることです。この際、とにかくお金はいくらあっても困らないという発想ではなく、自分の望む幸福とは何かを先に考える必要があり、これは哲学や文学の力を借りて自分軸を創っていくプロセスと言えます。

お金のことで悩むことがあれば、お金を社会システムの一部と捉え、そのうえで、自分の幸福とは何か、そのためにどの程度のお金が必要なのか考えてみましょう。