2025年も残りわずかとなりました。
この時期、書店の棚には確定申告の本が並び始めます。
私も個人事業主ですので、年が明けたら確定申告をする必要があり、少しづつ準備にとりかかります。
従業員を雇わずに自宅開業している私の場合、ビジネスそのものがシンプルなため、なるべく手間暇(お金も)かけずに申告を行うことを心掛けています。
今回から何回かにわたり、実際の自分の申告までの取り組みを書いていきます。
まず、私の現時点の経理の状況は以下のようになっています。
⓪前提:税務メリットが大きい青色申告を選択
・青色申告で65万円の特別控除を受けるためには、以下のいずれかを満たす必要があります。
ア)複式簿記で帳簿を作成し、かつ、帳簿を後日改ざん不能なデータ形式で保存すること
イ)複式簿記で帳簿を作成し、かつ、eTaxという国税庁のシステムで申告すること
⇒ア)の「帳簿を後日改ざん不能なデータ形式で保存する」には市販の会計ソフトが必要なため、イ)を選択
①複式簿記による帳簿:EXCELで作成
・市販の会計ソフトを使って帳簿を作る手もあるのですが、ソフトの操作に慣れるのに時間がかかるのとソフト購入にはお金もかかります。私の場合、基本的なEXCEL操作は身に着けていることからEXCELで帳簿を作ります。
②領収書、請求書等の関連資料:電子データでもらったものは①と関連づけてPCに保存、紙でもらったものは13ポケットファイルで月別に保存
・本来はすべての資料を電子データでもらえるとよいのですが、取引の相手方の事情もあり紙資料が一定は残ります。13ポケットファイルは12個の月別+1の13個のポケットで仕切られています。「+1」の部分にはその年を通しての共通資料を入れるなどでき便利です。
③その他参考情報:
・上記①の帳簿の記帳、②の関連資料の整理は都度都度、行っています。一度、溜めてしまうと面倒ですし、時間が経つと何に使ったものかあいまいになってしまうからです。また、そのようにして作ったEXCEL帳簿は、ピボットテーブルというEXCELの機能でB/S、P/Lに簡単に組み替えることができ、日々、決算数値を見れるようになっています。これによって、今後の資金繰りやビジネスの課題をタイムリーに把握することができます。年1の確定申告はなるべく省力化したいところですが、日々のタイムリーな経営情報の把握はむしろ力を入れていくべき領域です。
今回は、私の経理の現状についてまとめました。次はこれを前提に行う確定申告の準備作業について書いていこうと思います。
(注)記載している内容は本記事作成時の法令に基づいています。また、アウトラインの説明にとどめているため、具体的な検討をされる場合、必要に応じて関連書籍等をご確認ください。