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妖怪大図鑑

うちの子向けに妖怪大図鑑を買いました。
図鑑を手繰りながら読み聞かせをしていると、子供は「ちょっとトイレに行くのでトイレのドアを閉めないでくれ」と言います。子供あるあるですが、怖くなってしまったようです。。

妖怪大図鑑、読み聞かせをしながら、自分も最近こういった世界に触れていないなあと不思議と新鮮な印象をもちました。
たとえば、枕返しの解説には以下のようにあります。

解説文には「死んだ人の霊だといわれることが多い」「家そのものに憑く妖怪とされている地域もある」「不吉なことだと思われていたらしい」「いたずらをしているわけではないようだ」とあり、どれもはっきりしていません。
水木しげるの怖いような、それでいてどこか可愛らしいような絵と相まって、枕返しがいることは確かだが、分からないことだらけということを伝えてきます。

自分たち大人の生活は、日々、何かしらの答えを出していくことを迫られ、いかに早く正解にたどり着くかを求められます。
でも、少し引いて見ると、実は答えがある世界のほうが狭く、その周りをまだまだ分からないことだらけの世界が取り囲んでいるように思います。

この図鑑では日本各地に伝えられる300を超える妖怪が紹介されています。
それぞれの妖怪がもついわく付きの背景、その地域でその妖怪が生まれた理由など、調べてみるとなかなか面白そうです(調べてもどこまで分かるか分かりませんが)。
大人にとって、妖怪の存在は「まだまだ分からない世界」があることを思い出させてくれます。