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クリーンディーゼル

ふと思いついて星空や日の出を見に行くことがあります。
そういう時は大抵、少し疲れていて、いつもの日常から距離をとってリフレッシュしたい時なので、思いたったが吉日とばかり、気が変わらないうちに行動します。

当然、そんなときに使うのは、公共交通機関と比べて、時間や場所の制約のない車です。

私は、MAZDA CX5のクリーンディーゼルモデルを新車で購入し、すでに10年ほど乗っています(この間の総走行距離は約170,000キロ)。
今回、ディーゼルエンジン車に長く乗ってみての感想をまとめてみたいと思います。

①ドライブフィール
低回転高トルクというエンジン特性から、エンジンの回転数を上げることなく力強く加速するため、高速走行時、余裕がある。
ガソリンやハイブリッドは高速走行時、エンジンを高回転で回すため、これらと比して、エンジン音が静か。
②経済性
(対ガソリン車)
ガソリンよりディーゼルのほうが燃料消費効率、燃料単価で勝るものの、車両本体価額が高い。この差を燃料代で取り戻すには長く乗ることが必要。長期間乗れば、差異はなくなる。
(対ハイブリッド車)
車両本体価額はハイブリッドのほうがやや高い。燃費は低中速域ではハイブリッドのほうがよいものの、高速域ではディーゼルのほうがよい。オーナーが主にどういう使い方をするか次第。


経済性についてはオーナーの使い方、所有期間次第ですが、高速域でのドライブフィールは独特のものがあります。
高低差が約1,000メートルある中央道長野方面へのドライブ中、上り勾配での追い越しの際、エンジン回転数2,000回転のまま(キックダウンすることなく)静かに加速しつつ、前方の車を悠々と追い抜いていく瞬間は爽快そのものです。