マツダのロードスターをレンタカーで借り、九十九里までドライブに行ってきました。
この車の魅力はなんといってもロングノーズ、ショートデッキによるスタイリングの良さです。写真でも初夏の海をバックに赤い車体が映えてとても美しいと思います。
また、車の重心が低く車体の中心にあることから、カーブに入った際、ドライバーが頭で描いたイメージとおりに車が曲がっていく感覚が最高です。
いったん、幌をあげてオープンにすれば、外界の風、音、においを直接、感じながら走ることができ、初めて自転車やバイクに乗ったときの感覚がよみがえります。
この車は2人乗りオープンカーなので、マイカーとして持つには、使い勝手など考えるとハードルが高いのですが、レンタカーであればワンタイムで乗ることができます。
今の時代、車は、安価で便利な車か高級車に二極化が進んでおり、ドライバーの楽しみを追求したこの手の車は、多くの場合、高級車に寄りがちです。そんな中、この車は、運転すること自体が楽しく、ワクワクできる車でありながら、金銭面でも手が出せるという意味で、稀有なポジションにいると思います。