ここ数日、左下奥の歯茎の状態がいまいちで硬いものを噛むと違和感があります。
以前、顎骨骨髄炎(口腔内の細菌感染による炎症が顎の骨髄に達する病)で1週間入院したことがあり、その時のようになってはたまらないと、まずは体調回復を優先しています。。
この病気の予防には、毎日の歯磨きや定期的な歯石除去によって口腔内を清潔に保つことと細菌に対する抵抗力を維持するための体調管理が重要と医師から聞いています。この観点で振り返ってみると、ここ1、2週間で急に気温が上昇したにも関わらずそれまでと同じペースで活動していたため、身体がついていけず、抵抗力が落ちてしまったようです。
貝原益軒の養生訓には、暑さ寒さなど気候の変化は敏感に察知し適時に対応していくことが養生の秘訣とあります。貝原益軒は、医学が発達していなかった江戸時代に現代にも通ずる養生法を見出し、それを養生訓という書籍で世に広めました。その洞察力、文章力、その背後にある情熱にあらためて驚かされます。
自分事に引き戻すと、養生訓、普段から気をつけてはいるつもりですが、油断大敵ですね。