週末、長野に桜を見に行ってきました。
写真の桜は小彼岸桜です。
この桜は、ソメイヨシノと比べて枝に花が多くつくようで観ていてボリューム感があります。当日の青空に映えて、とても綺麗でした。
標高の低い船橋の桜は徐々に緑の葉が目立つようになり、シーズンの終わりを迎えつつあります。。
毎年、この時期は、桜のシーズンが終わっていくことに名残り惜しさを感じます。
映画”ジョーブラックをよろしく”の中に、主役のビル(アンソニーホプキンス)が「去りがたい、それが人生だ」というシーンがあります。
これはビルが死に臨んでふともらす言葉なのですが、死にあたって「去りがたい」と思えるくらい充実した人生に恵まれたという意味なのだと思います。
最近、桜の花びらが風に吹かれて散っていくのを目にすると、映画のこのシーンが思い浮かびます。
シーズン終わりを迎えて、名残り惜しいと思えるくらい、今年も美しい桜に出会えた、楽しい時間をもつことができた、その恵に感謝したいと思います。