週末、家族で外房(九十九里)に行ってきました。
直前の投稿で内房ドライブを書いたところですが、この時期の海はやっぱり気持ちいいですね。
海の水は足を浸すには少しひんやりでしたが、砂浜の感触、心地よい潮風、波の音のリズムを楽しんできました。
子供(3歳男子)はまだ海が怖い(?!)らしく、波打ち際には近づきたがらず、貝殻拾いと砂遊びに徹していました。。
最近、ある本で、自分の周りには「社会」と「世界」があると読みました。
ここでいう「社会」は「コミュニケーション可能なものの全体」、「世界」は「ありとあらゆるものの全体」です。
子供はみな虫や石ともコミュニケーションが取れます(大人的に言うと、コミュニケーションをとろうとします)。この場合、子供にとっての「社会」は「世界」そのものです。
子供は大人になるにつれて、だんだん「社会」=人間界を意味するようになり、それにつれて「社会」は「世界」より小さなものとなっていきます。
大人が言う「社会」(=人間界)では、自分が承認されることが重要ですが、「世界」の中で自分は蟻のような存在であって、その蟻が他者から承認されるか否かなど極めて小さな話に過ぎません。
「社会」に囚われず、「世界」を感じることで生きるエネルギーが湧いてきます。
以前から、自分は不思議と海に行くと元気をもらえる気がしていました。
その理由が分からなかったのですが、この本を読んで、自分にとって、海は「世界」と繋がれる場所なのだと感じました。