年度替わりに節税と脱税の違いについて考えてみる

税金

4月といえば年度替わり

4月は年度替わりです。

この時期、年度替わりを機に行われる増税のニュースを目にします。

誰でも、できれば税金を安くしたいもの(私も)。

税金を安くするという意味で、「節税」と「脱税」という言葉が使われます。

今回は私が考える両者の違いについて書いてみたいと思います。

節税と脱税の違い

税金を安くする手法に、白(適法)、黒(違法)、グレー(違法と見られるリスクあり)とあるときに、節税とは、白の中で納税者にとって有利な選択肢を採ることをいいます。

一方、脱税とは、黒もしくはグレーの手法をいいます。

今の時代、インターネット上に情報が溢れており、自分で必要な情報を収集することが可能です。

ただ、インターネットの情報は玉石混交で一部には適切でないものもあります。
また、書いてある内容が適切であってもその方の置かれた状況にぴったりマッチしていない場合もあります。

このような情報に従った場合、意図せず、脱税になってしまったり、あるいは、白(適法)であっても結果として納税者にとって不利な選択をしていることがあります。

税理士は、納税者の依頼に応じて、その方の状況に合った節税ができるようサポートします。

節税は2種類ある

白の中で納税者にとって有利な選択肢を採ることが節税ですが、この場合の節税は以下の2種類があります。

①税金そのものを安くすること

②今、払うべき税金を将来に先送りすること

このうち、①は安くなった部分の税金を払う必要がなくなるので分かりやすいですが、②は税金の支払がなくなるわけではなく払う時期が将来に延期されるだけなので何が節税なのか、分かりにくいかもしれません。

②について、補足します。

たとえば、②の節税を行った結果、本来、今年払うはずの税金100万円が3年後に先送りされたとします。
この100万円を投資信託等で3年間運用し、その間の年間利回りが5%であったとすれば、3年後には、115万円になります。
3年後に100万円を納税しても運用益15万円は手元に残ります。
この15万円は税金の支払い時期が先送りされた結果、得られたものであり、納税者にとって、節税によるメリットとなります。

まとめ

ここまでの内容をイメージ図にまとめると以下のようになります。

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