今起きている変化が本屋さんの今後に与える影響について想像してみる

社会

デジタル化が本屋さんに与える影響

目の前にある変化が、自分の今後の生活にどう影響するのか、想像してみるのは楽しいものです。

今回、電子書籍の普及によって本屋さんはどうなっていくのか、考えてみたいと思います。

電子書籍の普及により本屋さんに行くことはなくなるのか

電子書籍が普及する以前、本は本屋さんに行って買うのが普通でした。
それが今では、わざわざ本屋さんに行かなくても、家に居ながら手元の端末の操作1つで本(=電子書籍)を即座に手にすることができます。

電子書籍は本棚のような保管スペースも不要ですし、外出時も端末1つ持てばその中に何冊もの電子書籍をダウンロードして持ち歩くことができ、購入後も何かと便利です。

私もこのような電子書籍の恩恵に与っているわけですが、本屋さんにまったく行かなくなったかというと、案外そうでもなく、月に2、3回は足を運んでいます。

本屋さんに何をしにいくのか

電子書籍が普及した今、では、本屋さんには何をしに行くのか?

考えてみます。

私が本屋さんに通う理由として、以下があります。

①新しい本との出会いを求めて
 電子書籍の場合、予め自分が欲しい本が分かっていれば、本を探すのに便利です。データベースに対してキーワードで検索をかけにいくため、欲しい本に関連したキーワードを設定すれば、適切な本がヒットしてきます。
 これに対して、本屋さんの場合、予め自分が欲しい本というものが分かっていなくても、いろいろな本を手に取って気になる個所をつまみ読みしながら、「あ、これ面白そう」という本に偶然、めぐり会えることがあります。電子書籍でも読書履歴によるおすすめやサンプルダウンロードという機能はありますが、このような偶然の出会いという意味では本屋さんにはかないません。

②日常の小旅行先
 電子書籍が普及した今、あえて本屋さんに行くことは本を買うという本来の目的にとどまらない要素があります。
 私は、本屋に行くといいながら、そこには、往復のウォーキングや途中のカフェでのお茶休憩が含まれます。これは、日常のちょっとした外出先の中に本屋さん巡りも自然と組み込まれているからと言えます。

ここで、①は本屋さんがもつ電子書籍とは別の書籍検索の場としての機能、②は本屋さんという施設がそこにいけば楽しい思いができるというこれまでの歴史がつくってきた文化的な要素と考えられます。

したがって、電子書籍が今後、さらに進化していったとしても、形を変えながら本屋さんは生き残り続けるように思われます。

補足

以上は本を買う側にいる私個人の目から見えている本屋さんのイメージです。

これを売る側から見た場合、最近の本屋さんは、道の駅やカー用品店とコラボした以下のような展開がみられ、本そのものの販売もさることながら集客装置としての機能を併せ持つと考えられます。


道の駅しょうなん併設の青山ブックセンター
A PIT オートバックス東雲店併設のTSUTAYA 

タイトルとURLをコピーしました